プロンプトとは

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プロンプトとは

Stable Diffusionは、プロンプトと呼ばれるテキスト指示を基にした画像生成サービスです。背景やパターンなどをプロンプトとして指定すれば、自分の好みに合わせた画像を効率的に作り出すことができます。

ただし、プロンプトの活用には一定のテクニックが求められます。その理解がなければ、思い描いた画像を生成することは難しいです。

そこで本稿では以下のトピックについて解説します。

  • Stable Diffusionの主要なプロンプト
  • プロンプト活用のための有効な戦略
  • おすすめのプロンプト参考ウェブサイト

Stable Diffusionのプロンプト・呪文とは

プロンプトとはテキスト形式の指示で、一種の「魔法の呪文」のようなものです。
Stable DiffusionのようなAIは、これらのプロンプトを解釈し、指定された内容に基づいて出力を生成します。

プロンプトの詳細さにより、AIに対してより具体的なイメージを伝達することが可能になります。
しかし、プロンプトが過度に複雑になるとAIが混乱し、予期しない画像を出力することもあります。
また、単語の配列によって強調したい要素が変化するため、AIを目的通りに操作するためには、深い知識と経験に基づくプロンプトの作成が求められます。

カテゴリー別の主要なプロンプト

画像生成AIでは、主要なオブジェクトだけでなく、工夫されたプロンプトによって様々な要素を制御することが可能です。Stable Diffusionを効果的に利用するための主要なプロンプトを、以下の5つの項目に分けてご紹介します。

タッチ・スタイルに対するプロンプト

  1. 画質
  2. 背景
  3. アングル
  4. 光源
  5. デザイン・スタイル

水彩画など特定のスタイルを指定するためには、以下のようなプロンプトが効果的です。スタイルに関するプロンプトはAIが理解しやすい傾向にあります。以下に示すプロンプト以外で特定のスタイルを指定したい場合、日本語で作成したプロンプトを直訳して試してみると良いでしょう。これにより、容易にスタイルを変更できるはずです。

プロンプト 日本語訳 効果
Oil painting 油絵 油絵のような絵柄になる。リアルな仕上がりになりやすい。
Watercolor painting 水彩画 水彩画のような絵柄になる。
Comic book 漫画 アメコミのような絵柄になる。ポップな印象が強い。
Isometric アイソメトリック 斜め上から描く俯瞰図のようなスタイルになる。
Low poly ローポリゴン 低ポリゴンで作られた3Dのようなスタイルになる。昔のゲームグラフィックに近い。
Line art 線画 線画のような絵柄になる。白黒で出力される。
Craft clay 粘土 粘土で作ったようなスタイルになる。
3D Model 3Dモデル 3Dモデルのようなスタイルになる。背景は無地が多い。
Pixel art ピクセルアート ドット絵のようなスタイルになる。

例として猫を複数のタッチで生成してみました。

Craft clay
Watercolor painting
Pixel art

画質のプロンプト

次に画質についてのプロンプトを紹介します。

画質に関するプロンプト 日本語訳 効果
4k(8k) 4k画質 4k(8k)のような画質になる。
masterpiece 傑作・名作 品質を向上させる。
bestquality 最高品質 品質を向上させる。
realistic リアル 写真のようなリアルな仕上がりになる。写真や3Dモデルを生成する際は特に有効。
detailed 詳細に 全体、もしくは特定の要素を詳細に描写する。

“4K”、”masterpiece”、”best quality”などのプロンプトを用いると、画像の品質向上を一手間で実現できます。レトロな風味を出したい場合など、特定の状況を除き、これらのプロンプトを基本的には使用すると良いでしょう。

さらに、”detailed”というプロンプトは単体で使用するだけでなく、特定のキーワードと組み合わせることも可能です。例えば、「detailed eyes(詳細な目)」「detailed scenery(詳細な風景)」といった形で使用します。詳細に描写したい要素と一緒に入力することで、イメージに近い画像を生成することが可能になります。

品質の向上が目的のプロンプトなので、違いが分かりづらいですが
例としていくつか生成例を載せておきます。

4K
detailed
masterpiece

背景

汎用性の高い背景に関するプロンプトを、以下に分けて紹介していきます。

  • 天気
  • 時間帯
  • その他

背景を構成する要素は多いため、イメージに近づけるには複数の単語を組み合わせる必要があります。ぜひ参考にしてください。

天気に関するプロンプト 日本語訳 効果
sun 太陽 晴れる。sunnyでも同様の効果。
heavy rain 大雨 激しい雨になる。rainよりも雨の描写が強くなる。
cloud 曇が増える。
sun
heavy rain
cloud

その他にも単色指定や、ポートレートのような後ろがぼやけているといった指定も可能です。

プロンプト 日本語訳 効果
no background 無背景 メインオブジェクトに合わせた単色の背景になる。
blurry background ぼやけた背景 背景がぼやける。ポートレートのような仕上がりに。
Milky way 天の川 星空になる。”starly sky”も有効。
有名な場所 “kyoto”、”Salar de Uyuni(ウユニ塩湖)”など、有名な地名を再現する。

アングル

同じ被写体でも、撮影角度の違いによって結果となる画像の雰囲気は大きく変わります。
例えば、物体を下から見上げるような低角度からの視点は、その物体を強大で壮大に見せることができます。
逆に、上から見下ろす高角度の視点は、被写体を弱々しくあるいは愛らしく見せることが可能です。

このように、アングルに関するプロンプトをうまく活用することで、生成される画像のバリエーションが大幅に広がります。
同じテーマでも、違う視点からアプローチすることで全く新しい印象を持つ作品を生み出すことが可能になります。

アングルに関するプロンプトの使い方を習得すれば、望むイメージをより具体的に生成することができます。

アングルに関するプロンプト 日本語訳・解説 効果
low angle ローアングル 下から撮影したようなアングルになる。
bird’s-eye view 鳥瞰図 上から斜めに見下ろしたようなアングルになる。
satellite photo 衛星写真 衛星写真のようなアングルになる。
Daguerreotype 世界初の実用的写真撮影法 偉人の写真のような仕上がりになる。
fisheye lens 魚眼 魚眼で撮影したような、広角のアングルになる。
GoPro GoProで撮影したような接写写真になる。
macro lens マクロレンズ 接写写真になる。GoProよりも詳細に仕上がる。

光を巧みに操作することで、画像に深みや立体感を加えることができ、また、具体的な質感をより細かく再現することも可能になります。
一見取るに足らない要素かもしれませんが、光は実は画像全体の雰囲気を決定する重要な要素です。
だからこそ、光に関するプロンプトの活用は、より高品質で現実感のある画像生成に不可欠です。

光に関するプロンプト 日本語訳・解説 効果
natural light 自然光 自然光のような柔らかい光になる。
moon light 月光 月光のような淡い光になる。
indirect lighting 間接的な光 人口の間接的な光を追加する。
neon lighting ネオン系の光 ネオン系の光。アートのような画像になりやすい。
colorful lighting カラフルな光 人口のカラフルな光。リアルな画像になりやすい。
moon light
neon lighting
colorful lighting

これらの例からもわかるように、光に関するプロンプトは雰囲気を決める非常に重要な要素であり
これを使いこなすことで画像生成の新たな可能性を切り開くことができます。
ぜひ試してみて、あなたの創造力を一層引き立ててみてください。






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