Contents
ネガティブプロンプトとは
プロンプト関連
ネガティブプロンプトとは、画像生成AIなどで使用するプロンプトの一種で、生成される結果から特定の要素を除くために使用されます。
ネガティブプロンプトを使用してAIに対して「何を生成しないでほしいか」を伝えることを可能です。
例えば、「猫の画像を生成したいけど、黒い猫は除く」といった指示を出す場合、ネガティブプロンプトとして「-black cat」などを使用します。
これにより、AIは黒い猫の画像を生成することを避けます。
ネガティブプロンプトの例
ネガティブプロンプトは、ある特定の要素を含まない画像を生成したいとき、または特定の要素が生成結果を妨げてしまう場合などに非常に有用です。
ただし、AIの理解能力にも限界があるため、ネガティブプロンプトの使用には一定の配慮とテストが必要です。
各項目に対して良く使われる例を紹介していきます。
低品質な画像(クオリティコントロール)
| 単語 | 意味 |
| low quality | 画像や映像が品質が悪いことを表す。 |
| worst quality | 画像や映像が品質が悪いことを表す。 |
| out of focus | ピントがずれた。画像や映像がピンぼけになっていること。 |
| ugly | 醜い |
| error | なんらかのエラー |
| jpeg artifacts | jpegの画像 |
| lowres | 低解像度の画像や映像を指すスラング |
| blurry | ぼけた画像 |
| bokeh | ぼけた画像 |
nsfw
“NSFW”という語句は、”Not Safe For Work”の頭文字をとったもので、一般的には仕事場で閲覧するには適切でない、または規範に反する可能性のあるコンテンツを指す言葉です。
言い換えれば、それは公共の場やフォーマルな状況で共有するのに不適切、あるいは個々人が不快に感じる可能性があるコンテンツ、具体的にはエロティックな要素を含む表現のことを指します。
一部のAIモデルでは、ユーザーが特定の指示を出していなくても、AIの解釈によっては思わぬ方法でエロティックな内容を提供しようとすることがあります。
これはAIが最大限のサービス精神を発揮しようとする結果、時折予想外の出力を生成することがあるためです。
しかし特定のフレーズをネガティブプロンプトとして使用することで避けることが可能です。
ネガティブプロンプトは、あなたが作成したい画像から特定の要素を除外する助けとなります。あなたが意図しない内容が生成されるのを防ぐための便利なツールです。だからこそ、プロンプトを活用して、より適切で望む結果を得ることができます。
| 英語表現 | 説明 |
| nsfw | いわゆるエロ要素を指す |
| nipples | 乳首 |
| pubic hair | 陰部の毛を指す言葉 |
奇形防止
画像生成AIは日々改善されていますが、それでも完璧ではありません。
細かいデッサンが崩れてしまったり、人物の指の数が正しくなかったりするなど、微妙なエラーを起こすことがあります。
理想に近い絵を生成できたと思ったら、よく見ると人物の指が6本あったということはよくあることです。しっかりと描かれた細部と正確さを期待しているので、このようなミスは最初から避けておきたいです。
このような問題を防ぐためには、特定のプロンプトを使用することが助けとなります。これらのプロンプトは、奇形の生成を防ぐだけでなく、デッサンの崩れを可能な限り減らすために使われます。
特にキャラクターや人物が主要な絵を生成する際には、これらのプロンプトをいくつか使用することをおすすめします。これにより、よりリアリティのある、正確な絵を生成することができます。
一方、風景中心の絵にはこれらのプロンプトは必要ないかもしれません。
| 単語 | 意味 |
| bad anatomy | 不正確な人体の構造や形態を表現したもの |
| long_neck | 長い首 |
| long_body | 長い身体 |
| longbody | 長身の体型を指すスラング |
| deformed mutated disfigured | 変形 |
| missing arms | 損失した手 |
| extra_arms | 追加の腕 |
| mutated hands | 変形した手 |
| extra_legs | 追加の足 |
| bad hands | 描かれた手の形態が不自然、または不正確なことを指す |
| poorly_drawn_hands | 下手に描かれた手 |
| malformed_hands | 奇形の手 |
| missing_limb | 四肢損失 |
| floating_limbs | 浮かんだ四肢 |
| disconnected_limbs | 繋がっていない四肢 |
| extra_fingers | 追加の指 |
| bad fingers | 最悪な手 |
| liquid fingers | 溶けた指 |
| poorly drawn fingers | へたくそな指の描写 |
| missing fingers | 描かれた人物の手の指が抜け落ちていること |
| extra digit | 指の本来の本数よりも多い指があること |
| fewer digits | 指の本来の本数よりも少ない指があること |
| ugly face | 醜い顔。容姿が悪い顔を指す |
| deformed eyes | 異形の目。形が歪んだ目を指す |
| partial face | 半分の顔 |
| partial head | 半分のあたま |
| bad face | 最悪な顔 |
| inaccurate limb | 不正確な四肢 |
| cropped | カットされた |
テキストや署名などの不要要素を排除するための言葉
画像生成AIを使って画像を生成するとき、AIが作品に署名を追加したり、
ポスター風のテキストを挿入したりすることがあります。
これはAIが与えられたプロンプトを解釈し、実際のアーティストによって制作されたものや、広告やポスターのように見えるような作品を生成しようとする結果です。
これらのテキストは、AIが生成する画像にリアリティや情報性を追加する一方で、ユーザーが求めている純粋なビジュアル表現からは外れてしまうこともあります。
特に、美しい風景やキャラクター、オブジェクトなどを単純に描写したい場合に不要です。
AIが生成する画像に不要な文字情報が追加されてしまうと、本来の意図から逸れてしまい目的の画像生成の邪魔になります。そのためこのような余分な要素を排除し、AIによる生成結果をよりコントロールしていく必要があります。
| 英語表現 | 説明 |
| text | 画像や映像に表示される文章や文字列を指す |
| signature | 作者の署名が入っていることを指す |
| watermark | 画像や映像に、作者の名前やロゴなどの透かしを入れること |
| username | インターネット上のアカウントの名前を指す |
| artist name | 作品の作者の名前を指す |
| stamp | 署名に使われることがある |
| title | 作品や文章の題名を指す |
| subtitle | 作品や文章の副題を指す |
| date | 作品や文章の制作日や発表日などを指す |
| footer | 文書の下部に表示される情報を指す |
| header | 文書の上部に表示される情報を指す |
表情をコントロールする言葉
ネガティブプロンプトで表情をコントロールする例です。
プロンプトの方に求める表情を追加するのも良いですが、同時にさせたくない表情をネガティブプロンプトに入れておく事で無駄な画像生成を防ぐ事ができます。
例:キャラクターの口を閉じさせたい時は「open mouth」を使う。
| 英語表現 | 説明 |
| blush | 赤く染まった頬を指す |
| open mouth | 口が開いている状態を指す |
| make-up | 化粧を指す |
| mascara | まつげに塗る化粧品を指す |
| rouge | チークとしても使われる。ネガティブに入れることで艶っぽさを排除 |
| half-open eyes | 目が少しだけ開いている状態を指す |
| closed mouth | 口が閉じている状態を指す。ネガティブに入れることで口を開けさせることがある |
ほぼ必ず使われているネガティブプロンプト。
下記のクオリティ系のプロンプトは、Stable Diffsuion系のモデルやツールでは必須レベルで使われている印象です。
low quality, worst quality, out of focus, ugly, error, jpeg artifacts, lowers, blurry, bokeh
下記の奇形防防止ワードも必須レベルです。
bad anatomy, long_neck, long_body, longbody, deformed mutated disfigured, missing arms, extra_arms,

